ATA 57 th Annual Conference in San Francisco – 3

時差ボケのせいか、朝6時に目が覚めました。日本ではあり得ないことです。

ルームシェアしている知人は8時まで爆睡していました。

安ホテルなので朝飯は無し。でもホテルの向かい側にカフェがあるので、そこへ朝食を食べに行きました。

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朝食で食べたサンドイッチ。結構食べごたえありでした。
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朝食後、同じカフェの外でコーヒーを。。優雅な朝でした。

パンは自家製らしく焼き立て(で、美味しかったです。多分明日もここへ食べに来ると思います。よく出張で行く中国は朝ご飯が最高に美味しいけど、美味しいコーヒーが中々見つけられません。アメリ
カは逆で美味しい朝ご飯は探すのが大変かも知れないけど美味しいコーヒーはすぐに見つかります。食後に、すっごく久しぶりに淹れたてのFrench Roastというコーヒーを買って外で飲みました。少し涼しい程度の温かい気候なので気持ち良かったです。
朝食を取った後、ATAの会場へ。碁盤が2つ斜めに重なった感じの街並みで歩いていると結構、方向感覚を失います。割りと方向感覚がいいほうなのですが、途中あれ?っと思うようなことが沢山。

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中国の翻訳市場についてのセッション

朝市のセッションは、中国における翻訳市場、現在と未来という題目のセッションでした。参加されている方は、当たり前ですが中英翻訳者がほとんど。

セッションのホストは、中国翻訳協会(Translator’s Association of China; TAC)のXu Li氏。3年程前に上海で行われたTACの年次総会でお世話になった方です。あちらも自分のことは覚えてくれていました。

Li氏がホストするなかで3人の方が、膨大な市場を持ちながら、まだまだ発展途上な中国の翻訳市場価値、今後の課題などについてお話をされていました。

SDL Tradosの中国法人の営業担当の方は、翻訳と言っても単に言葉の変換だけではなく、翻訳を通じて情報を発信して以下にクライアントの利益向上に貢献するかを考えなければならないという話は、さすが世界のSDLさんだなぁと感心していました。

 

セッションが終わると、JLD (Japanese Language Division)の方たちと、ホテルの外にあるおにぎり屋でおにぎり買って食べました。写真は忘れましたが、なんちゃってじゃなくて本格的なおにぎりでした。

 

午後は、特に目を引くセッションがなかったので、展示広場に行き今年はどういう業者が出展しているのかを見て回りました。

出展者の多くは翻訳ツール関連、翻訳の学校関連、後は、翻訳エージェントでした。

特にツール関連では日本では得ることの出来ない最新の情報を得ることが出来ます。

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Kilgray社のmemoQのブース

まず真っ先に向かったのが、いつもお世話になっているmemoQのブース。2年前のシカゴで開かれたATAでは、このハンガリー製のツールのデモを初めて拝見し非常に衝撃を受けたのを覚えています。

現在日本でも関心が高まりつつありユーザーも着実に増えていってる熱いツールです。

 

このような、Computer Assisted Translation tool (CAT tool)の業界では未だSDL Tradosがトップですが、このTradosを追い越せと言わんばかりにいろんなCAT Toolの業者が居ました。

 

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チェコ発のツールmemsourceのブース。写真左側の方は開発の方でチェコから来られてました。

 

memoQと同様に日本で関心が高まりつつあり、知る人ぞ知るCAT Toolがチェコで開発された、memsource。名前がなんとなくmemoQと似ていますが、こっちは原則完全Web browserベースのCAT tool。IEやChrome等のブラウザで動くツールです。

端末の種類やOSの種類は問わないそうです。例えば、iPadのようなタブレット端末からでも作業ができるそうです。

多くのCAT toolが、Windows版しか出していないですが、MacユーザーやiPadで作業したいという人にはメリットの大きいツールかもしれません。

尚、フリーランサーバージョンは無料で、プロジェクトマネージャーエディションは月額27ドルだそうです。

他にも今回初めてお目にかかりましたが、イタリア発のMatecatというツールの展示もありました。非常にユニークで、全てを無料で提供しているそうです。どうやって利益を得ているのかと尋ねると、Matecatを開発している会社は同時に翻訳エージェントでもあり、例えば日英、英日の翻訳者が日英翻訳のプロジェクトと同時に日中の翻訳を受けた場合、日中翻訳をMatecat上で発注しそこから利益を得ているそうです。なんとも斬新なビジネスモデルです。

既に競合する企業が増えているなか、皆さんあの手この手を使って自社独自の強みを考え出していました。う~ん・・・学ぶことが沢山ある。。

この後には、機械翻訳のセッションに参加し最新のMT技術についての話も聞いてきました。

一日セッションが終わった後も、JLDの人たちで別の会場に集まりSDL TradosやDejavuなどのツールについてそのメリットについて議論したり非常に有意義な一日でした。

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